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旅をする。赴くままに旅をして、通りがかった暖簾をくぐり、カウンター席で酒を呑む。※コロナで旅ができないので、昔の旅についても載せることにしました。

「キクマサピン」のぬる燗を。

北国・盛岡もだいぶこの夏は暑さがしんどかったですが、お盆前から天気が荒れ始め、猛烈な雨に祟られる日々が続きました。

そんなわけで、泡盛をロックでがぶがぶ呑んでいた日々ではありましたが、雨で肌寒い日も増えてきたので、「キクマサピン」をぬる燗でいただくようになってまいりました。

 

まあ、日中は30度近くまで上がるのですが、朝晩は20度前後になりますので、過ごしやすく、日本酒をいただくのにちょうど良い室温になりもします(しばらくエアコンもつけていません)。

実家のある一関からも夏野菜が大量に届き、毎日せっせとナスやらピーマンやらトマトやらジャガイモやらを調理していただいております。

昨晩は赤パプリカをグリルで焼いて食べたのですが、甘くてサイコーでしたね。それとナスは炒めてから片栗粉でとろみをつけていただきました。ぬる燗がよく進みました。

 

それとスルメイカですね。例年より三陸での水揚げがあるのかないのかわかりませんが、近所のスーパーで型の良いスルメイカがよく手に入るので、アニサキスに注意して捌いて刺身で愉しんでいます。

さてさて、お盆も終わって秋がやってきます。少し寂しいけど、秋は秋で美味しい食材、美味しい新酒が味わえますので、元気に頑張って参りましょう。

 

ではでは。

近所の韓国料理屋さんでサムギョプサルをいただきました。

はじめてのサムギョプサル

近所の韓国料理店にふらっと寄ったら、常連さんたちがサムギョプサルを始めたので、「おにいちゃんも一緒に食べようよ」と一人の女性客に声をかけられ、「えー、いいんですかー」って仲間に入れていただき、ご相伴に預かりました。

 

もちろんこのご時世ですから、お店の方に焼けたところから分けていただき、ぐいぐいとハイボールを呑みながら豚の脂の甘さと焼けたキムチの凝縮された旨味と焼き色がついて香ばしくなったニンニクをがしがしと食べてまいりました。

 

帰りには3種類のキムチをお土産でいただいてしまい、この日も満足して家路に着いたのでありました。

 

ではでは。

呑み記038「近所の『お台所 あん梅』にて親方おまかせ料理をいただく」

陸前高田「酔仙」

お盆を控えた8月の金曜の夜。仕事を定時に終え、自宅から徒歩5分のところにある「お台所 あん梅」の暖簾をくぐる。

tabelog.com

雨が降りそうだったので手にしてきた傘を傘立てへ納め、「どうぞ」と御主人にうながされカウンター席に腰を下ろす。

 

蒸し暑い一日だったので生ビールを体は欲していたが、「いいや、待てよ。こういう時は冷たい酒もいいもんだ」ということを思い出し、「酔仙 金印」のよく冷えたところをもらうことにした。

 

「酔仙」は、改めていうまでもなく岩手を代表する地酒の一つであるが、陸前高田市にあった蔵は東日本大震災津波で被災し、現在はお隣大船渡市で酒を造り続けている。

黒板メニュー

カウンター席から黒板に書かれたこの日の日替わりメニューに目をやる。いつものことだが、どれもこれも旨そうで目移りする。

が、結局は「親方おまかせコース(六品・2000円)を注文する。

お通しとホヤ

お通しは夕顔と白身魚の煮物。

 

夕顔は、実家では夏の終わりによく食卓に並んだが、自分で料理するようになってからめっきり口にすることがなくなった食材だ。

とろりとなるまで出汁で炊いた夕顔は懐かしい味わいだったが、子どものころは個性に乏しい夕顔が食卓に並ぶと、なんだか少しがっかりしたことを思い出した。子どもには、少しあっさりし過ぎていたのだろう。

 

 

が、今こうして口にしてみると、優しい味わいがなんとも好ましいと感じられ、大事に口へ運び、そしてゆっくり味わった。調理の仕方もあろうが、こうしていただいてみると、夕顔も悪くないものだ。

 

そして、コースの一品目はホヤ塩辛。

塩辛と言えどほど良い塩加減に独特の磯の香りがあり、これは最高の酒の肴。特にも冷えた酒、そう「酔仙」と抜群の相性。この瞬間、心底「生ビールを注文しなくてよかった」と感じていた。

湯葉豆腐

二品目は、こちらの店では定番の湯葉豆腐。

たまにこちらの店へは、家族で食事することがあるのだが、この一品は妻とムスメにも好評だ。つるんとした食感の後に豆の甘みが押し寄せてきて、わさびをアクセントにしてつまんでいると、あっという間に平らげてしまうのだ。

おまかせのお造り

お造りは真鯛、鰹、鯣烏賊。六品のコースに組み込まれているお造りだが、一切の手抜きがない仕事ぶりに御主人のこだわりが見え隠れする。

新鮮な刺身に酒がついつい進み、「酔仙 金印」の熱燗を注文する。

じゃがいか

四品目は衝撃の「じゃがいか」。じゃがいもを烏賊と一緒に煮付けた一品で、これが素晴らしく美味しい。烏賊大根とは違うが、北海道では茹でじゃがいもに烏賊塩辛を乗せる食文化もあることを考えると、あり得ない組み合わせではないが発想はなかった。

 

そして、熱燗との相性がすこぶる良くて、ますます盃が空になるペースが加速する。

おまかせの焼き物

コースも後半戦。焼き物は鰹ハラス。単品注文でも食べたいと思っていた一品であったので、これはとても嬉しかった。

鰹好きで、ハラスだけは食べたくない、という人はいないだろう。高価な部位ではないが、一尾から一個しか取れないことを考えると、貴重な食材であり酒肴なのである。

おまかせ最後の揚げ物

コースの〆は新生姜の天麩羅。じゃがいかではないが、新生姜を天ぷらにする発想もないので、こちらもついつい嬉しくなる一品。

ほくほくした中に、新生姜の爽やかな辛味が閉じ込められ、塩でいただくときりりと味が引き締まり、これもまた酒に合う。

 

熱燗が盃に一杯分残ったところで料理を食べ切り、心も体も満足。会計をすると3,000円少々。なんとも財布に優しい酒場である。

 

ここに、プレミアム付き応援チケット「モリオエール」を使うと実質25%の値引きになるので(2,000円で2,500円分のチケットを購入して支払うため)、さらにお得に楽しめたことになる。

www.ccimorioka.or.jp

 

ということで、4,000円で5,000円分のチケットを買って、3,000円分のチケットで支払いを済ませて残り2,000円分のチケットが残っているので、チケットの有効期間である12月18日までには、確実にもう一回お邪魔することになるであろう。

 

まあ、次は多分秋の食材が出始めたころだろう。キノコの季節に、また「親方おまかせコース」を楽しむことにしよう。

近所にこんないい店があって、感謝感謝。

貝印のコンパクト電動シャープナーが優秀すぎて笑えた件。

www.kai-group.com

普段は、シャプトン株式会社の「刃の黒幕」という砥石で包丁を研いでいるのですが、毎日毎日のことともなると、忙しい時に砥石を使うのはけっこう面倒なので、思い切って(って言うほどじゃないすね 笑)、貝印の電池で動くシャープナーを購入してみました。

 

公式オンラインストアだと4,400円なのですが、Amazonだと42%オフになってて、2,500円ぐらいで購入できました。

 

んで、届いて早速使ってみたのですが、ものっすごく簡単に研げます。時間も労力もかかりません。衝撃(笑)

 

昔々、実家でも電動シャープナー使ってて、そいつがあまり優秀じゃなかったので電動シャープナーには思い込みで拒否感を持っていたのですが、完全払拭されました。

すごいです。使っている感覚では、「刃の黒幕」で丁寧に研いだときとあまり遜色なく気持ち良くトマトも鶏皮もすぱすぱキレていきます。

 

「刃の黒幕」もかなり優秀な砥石でして、あまり水に浸ける時間もかからず、手間いらずの方でしたが電動シャープナーの手軽さにはやはり一歩も二歩も劣ります。。。(しかも「刃の黒幕」は4,000円くらいしますしね。。。)

 

ええと、ということで、「刃の黒幕」は時間がある時に丁寧に研ぎたい時に使うことにし、普段忙しい時は、電動シャープナーを使うことにし、上手に使い分けするということになりそうです(圧倒的に電動シャープナーの出番が増えそうですが。。。)

 

ではでは。

「キクマサピン」を呑んでみました。

www.kikumasamune.shop

普段家で呑む日本酒は、基本的に一升瓶で買い求め、品質劣化を大幅に抑制する特殊ペットボトルに詰め替えて冷蔵庫で保管しているのですが、便利な便利なパック酒にも品質の高いものがあるため、「南部美人」などは高い頻度で買い求めています。

 

で、今回試してみたのは、天下の「菊正宗」のパック酒、「キクマサピン」です。1983年にリリースされ、高い支持を受けながら品質改善を繰り返してきた「呑み空きしない辛口酒」です。

 

「菊正宗」といえば、老舗酒場や老舗蕎麦屋でよく置かれている銘酒中の銘酒でありますが(本ブログでも「神田まつや」にて、いただいております)、普段の宅呑みではあまり口にすることがなかったりしますので、逆に新鮮な気持ちです。

tabi-ki.hatenablog.com

 

さてさて、今回買い求めたのは3リットルバージョンのパックで、公式サイトでは2,123円ですから、驚きの安さです。

とはいえ、天下の「菊正宗」ですから、灘の下り酒として江戸時代から愛されてきた酒ですから、価格以上のパフォーマンスで間違いないでしょう。

 

冷蔵庫で冷やした「キクマサピン」をガラスコップに注ぎ、胡瓜の塩揉みをツマミにぐいっと呑ってみますと、これがまた実に旨い。

昨今流行りの日本酒によくある、ジューシーさとかフレッシュさとかはありませんが、地に足ついた米の旨味と潔いキレで、呑み飽きというか、呑みダレすることない辛口です。まったくもって線の細さもなく、深みとコクも十分感じられ、常温〜燗と幅広く愉しめそうです。

 

小さな蔵の造り手が醸す、少量の希少な日本酒がもてはやされ人気を博するのはまことによろしいことだとは思いますが、大手の技術力と経験、そして歴史に裏打ちされた大衆酒に目を向けてみるのも面白いなあと思ったこの頃です。

 

ではでは。

近所にできた角打ちができるワインショップへ行ってきました。

ワインショップアッカトーネ539

2022年7月7日、「ワインショップアッカトーネ539(ごーさんきゅー)」が紺屋町の「ござ九(ござく)」隣の倉庫を改装してオープンしました。

accatone.jp

morioka539.com

この「ござ九(正式には“茣蓙九”らしいです)」さん、江戸期から明治期に建てられた盛岡市の景観重要建造物なのですが、お隣にいつの時代かに建てられた倉庫だけは景観重要建造物指定がなされておらず、オーナーであるご当主・森さんの手で改修され、店子であるアッカトーネのオーナー松田さんに賃貸されることになったのです。

www.city.morioka.iwate.jp

もともと松田さんは中ノ橋通などで27年間にわたってワインバーを経営されてきたのですが、新型コロナ禍の社会情勢化で、業態を変えてでも地域に貢献されたいということで、新たに角打ちができるワインショップをオープンされました。

店内その1

重厚ながら解放感も感じられる店先から店内へ進むと、ご覧のとおり、シックでありつつ親しみやすい空間が広がっています。

正面がカウンターで、角打ちできるスペースが右手奥、右手手前はワインセラー、画像左側にはフードが並ぶショーケースです。

画像ではわかりませんが、左側には厳選おツマミやクラフトビールも陳列されています。

店内その2

入口から入ってすぐ右手にはワインが並び、ここからお好きな一本を見つけ、グラス代+ボトルの温度管理代の1,000円をプラスすると角打ちスペースいただくことができます。

店内その3

角打ちコーナーの案内です。生ビール、サングリア、スパークリングワイン、そして日本酒などもいただくことができます。

店内その4

角打ちコーナーのカウンターです。カジュアルなワインからプレミアムワインまでずらり。いやー、どれもこれも試してみたいモノばかりです。

 

この日は時間がなくて、ひと通りオーナーでソムリエの松田さんに店内やらシステムを紹介していただき、オレンジワインを一本買い求めて終わってしまったのですが、時間があるときはゆっくり角打ちを楽しみたいものです。

 

ではでは。

呑み記037「懐かしの酒場でハッピアワーに炭火焼きホルモンを堪能した夜」

ハッピーアワーで生ビール300円

菜園「七輪や」に17時半入店する。この日は「盛岡さんさ踊り」が三日目ということで、夕方前の早い時間でしたが街中がお祭りモードに入りつつあった。

 

こちらのハッピーアワーは17時から19時で、生ビールとハイボールがそれぞれ300円になるという。

カウンター席に腰を下ろし、早速生ビールを注文すると、お通しにはたぬき奴(冷奴に揚げ玉が乗せられたもの)が供される。

懐かしい店内

それにしても久しぶりである「七輪や」。多い時には二週に一度ぐらいは通っていた酒場だ。

七輪でホルモンやら魚の干物やらを炭火焼きしながら、しずかに酒を呑める店で、かつて通っていた時代は換気設備が整っておらず、煙が漂う中でホルモンを焼いて食べていた記憶があるのだが、空調設備もいつの間にか完備となっている。

名物のホルモン

名物のホルモンを注文。特製のタレに漬け込んだこのホルモンが噛むほどに美味い逸品。生ビールが進む。

炭火が嬉しい

少しずつ焼きながら、濃縮した旨味のホルモンを楽しむ。ホルモンは、まずは塩。タレもいいのだが、あっさり塩でまずはいただく。

生ビールお代わり

生ビールを一気に呑み干し、お代わり。肉も追加で国産牛カルビと砂肝を。塩ホルモンは量もあるので、三種類の肉を焼きながら、独酌を進める。

麦焼酎と白金豚ホルモン追加

白金豚のホルモンミックスという魅惑的な一品を見つけ、それを注文。酒も生ビールから麦焼酎「白水」へとチェンジ。

ホルモンミックスなので、いろんなホルモンが入っていて、部位ごとに食感が異なり楽しい。今回はタレ。麦焼酎のロックで脂を流しながら、いつしかペースを上げて平らげてしまっていた。

 

1時間半ほどで呑み喰いを済ませて会計をすると3,000円ジャストぐらい。ハッピーアワーのおかげもあって、思っていたよりも安あがりとなった。

 

たまには「七輪や」で独酌も悪くないことを再発見した夜。

帰り、さんさをちらっと横目で皆がら、混雑を避けて道を選んで繁華街から遠ざかった。