tabi-ki47

旅をする。赴くままに旅をして、通りがかった暖簾をくぐり、カウンター席で酒を呑む。※コロナで旅ができないので、昔の旅についても載せることにしました。

「手抜かりない」酒場にて思うこと。

もうすぐ4月。北国・盛岡も梅の花が咲き、雪解け水で街中を流れる川も増水し、薄着の人が増えてきて、いよいよ長かった冬が終わって、待ちに待った春がやってくるという気配になってまいりました。

 

さて、昨晩はちょっと近所の酒場で呑んできました。

いつもながら「手抜かりない」仕事に惚れ惚れしながら、もっきり酒を2杯呑んできました。

いやー、素材の扱いも当然上手で調理技術も優れたものがあるのは当然ですが、本当にここのご主人の手抜かりのなさにはいつも脱帽です。

今やテクノロジーの進展もあって、修行時代がなくても和食屋や鮨店といった飲食店を開業できるようになっていますが、やはり経験と努力によって培われたもの、そしてなにより自然と「手抜かりない」仕事をする姿勢に勝るものはないと感じます。

 

丁寧な仕事は品格を生み、品格は料理の見た目や質にも顕れ、これが「違い」となって客の舌や目に届けられるのです。料理を作ることができる”だけ”ではないのです。

「ちゃんと仕事できる職人が高齢で店を畳んでしまってる」とご主人は嘆きます。一方で、大きな資本のセントラルキッチンで画一的な味わいを低価格で提供できる店は地方にも進出し、安さ・手軽さが消費者に受け入れられ、下積み・修行を踏んで舌の肥えた厳しい客たちに鍛えられた職人たちは事業承継できずに消えていっているのが事実です。

 

たぶん、こういう、「手抜かりない」酒場は消えていくのでしょう。人手不足は飲食店業界でもますます顕在化し、低所得のサービス業は淘汰され、食文化は失われていくのでしょう。。。などと考えてしまいながら、ご主人の手料理を慈しみながらいただいたのでした。

 

ではでは。

呑み記045「初めての『串カツ田中』」

安い、早い、の串カツ

「平日、夕方4時から6時までハイボールとかレモンハイが99円らしいよ」と友人からのお誘いを受け、午後3時45分から休暇を取得し、大通にある「串カツ田中 盛岡店」へ向かった。

 

友人はすでに店の前でスタンバイ。さすがに開店を待つ客は他にいないが、開店と同時に入店すると、二人三人と客が少しずつ入ってきて席が埋まっていった。

年度末、どこもかしこも忙しいものだと思っていたが、意外とそうでもないようだ(と言いながら休暇をとって呑みにくる自分にも言えるのだが)。

 

「さて、と。。。」とハイボールを注文し、素早く乾杯しつつ「定番5本盛り(790円)と季節の5本盛り(780円)くださ〜い」と友人が女性店員に告げたところにかぶせ、「あ、あとチー平焼き(520円)も!」とわたしも声をかける。

 

「ナニ、その、チーなんちゃらって?」

「どうもいわゆるトン平焼きだと思うんだけど、ソースの他にとろとろチーズがかかってるから、チー平焼きなんじゃないかな」

「フーン」

 

と話しているところに串揚げ到着。

「二度漬けおことわり」なのであるが、個々の皿に串を取り、そこに特製ソースや激辛ソースや醤油をお好みでかけて食べるスタイルなので、「二度漬け」が発生するおそれはないようだった。

 

当然ながらセントラルキッチンで調えられた串が送られてきて、各店舗でそれらを受け取り、それに粉を振ってフライヤーで揚げるだけだから、まあ失敗することはなく、それなりに美味しいはず。

で、食べてみると揚げたてアツアツはどう食べても値段相応に美味しく、次々と串揚げを平らげ、ハイボールやらレモンハイをお代わり。

銀皿に乗せて食す

串は単品で高いもので280円くらい、安いので100円くらいなので、そこそこ食べてもそれほどの額にはならないだろう、と思い、追加で「定番5本盛り」「季節の5本盛り」を注文し、さらにハイボールとレモンハイをぐいぐい。

 

「チー平焼き」も想像通り、酒が進む濃いめの味わい。

結局、友人と二人でハイボールとレモン杯を8杯(これでも800円弱)、串揚げを20本(3,500円弱)とチー平焼きを平らげた。会計すると6,000円いかないぐらいの2時間一本勝負。

 

安いととるか高いととるかは人それぞれの判断だが、個人的には2時間で3,000円ぐらいで呑めるならありかな、と。

ただ、まあ、18時以降はハイボールもレモンハイも450円になるので、ハッピーアワー以外の時間帯は注意が必要か。

 

ということで、友人とわたしは二軒目を目指し、「串カツ田中」を後にした。

話題の「ChatGPT」に二日酔いにならない呑み方について尋ねてみた結果。

OpenAI社が提供するAIサービス「ChatGPT」って面白いですねっ。

openai.com

日々わたしもいろいろ質問して使い勝手を試しているのですが、昨日ひどい二日酔いだったので(笑)、「please tell me how to avoid getting a hangover...」と息も絶え絶えの中でAIさんに尋ねてみました。

 

その結果、5つの対処方法を教えてもらいました。

No.1 Drink in moderation(適度に呑む)

No.2 Stay haydrated(水分補給する)

No.3 Eat before and during drinking(呑む前に食べる、食べながら呑む)

No.4 Avoid sugary drinks(甘い飲み物は避ける)

No.5 Know your limits(限界を知る)

 

・・・とのことで、まあ、当たり前と言えば当たり前(笑)

あ、でも4つめの Avoid sugary drinks は知りませんでした。

この説明の中で Suagry drinks can worsen hangover symptoms.=甘い飲み物は二日酔いの症状を悪化させます。って、知りませんでした、、、

「水とかソーダとか甘くないお茶とかがいいよーー」とも書かれていました。なるほど、チェイサーに甘い飲み物はダメなんですね。って、甘いの飲み物をチェイサーにする発想はありませんでしたがw

 

ではでは。

足利市「ココ・ファーム・ワイナリー」の旅を書きます。

2016年の秋に栃木県足利市にある「ココ・ファーム・ワイナリー」へ行きました。

こちらのワインは大好きでよくネットで買って呑んでいたのですが、ワイナリーの成り立ちとか背景とかがすごく興味深かったので、ぜひ訪れてみたくなり、ひとり旅をしたのでした。

このときは結構余裕のないスケジュールで旅したので、今度はもう少しゆったりできる旅程にして、またお邪魔したいと目論んでします。

tabi-ki.hatenablog.com

 

ではでは。