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旅をする。赴くままに旅をして、通りがかった暖簾をくぐり、カウンター席で酒を呑む。※コロナで旅ができないので、昔の旅についても載せることにしました。

暴風吹き荒れる函館で,美唄焼き鳥と朝市名物小皿料理を食べた(2) 2019年12月14日(土)-15日(日)

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その店は松風町にあった

hitosara.com

さて,夕方になった。「茶夢」でほろ酔いになり,ホテルにチェックインし,少し昼寝したらムスメに起こしてもらいまちに出た。

 

この日は悪天候だった。ひどく寒い上に強い雨が降り,そして風がかなり強かった。

傘が壊れそうになりつつ,風をなんとかいなしつつ,日中は歩いていた。で,日が暮れると雪になった。盛岡も寒かったが,函館はいっそう寒かった。

 

お目当ての店「炭火串焼きやまと」の暖簾をくぐった。まだ新しく,そしてスタイリッシュな外観と内観。

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外は寒いが一杯目は生ビール

雪の中を歩いてきたが,せっかくの北海道なので「サッポロクラシック」の生を。さっそく美唄焼き鳥10本盛りを注文し,ビールをぐいぐい。

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肉肉感がとてもいい

後から入ってきた客は30本焼いてもらっていた。豪華な注文の仕方が慣れた地元客らしい。

さて,焼き上がった「美唄焼き鳥」だが,上に貼ったリンク「ヒトサラ」の記事を読むと、こちらでは老鶏(ろうけい)のみを使うという。老鶏とは,排卵期間を終えた雌鳥のことで,若鶏と違って引き締まった食感や深い旨味があると言われている。

 

そしてこちらでは,「美唄焼き鳥」発祥の地である岩見沢からわざわざ老鶏を取り寄せで,そのモツを余すことなく串焼きとして提供しているという。

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地酒と美唄焼き鳥

酒は北海道栗山町の小林酒造「北の錦 まる田 特別純米 無濾過生」をいただく。販売本数限定の希少な酒のようで,濃醇だが口当たりは柔らかく,淡麗でクセがなくキレがあり,食中酒として良い。

 

レバー,砂肝,内卵,ハツ,皮,そして玉葱と一緒に炭火で焼いたモツ串が美味しい。これは想像どおりの味であり,そして想像以上の味である。

ムスメと5本ずつ食べたが,「ぜんぜんまだイケるね」「もう10本お替わりできる」と二人ともまだ食べたりない。

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箸休め

 

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エイヒレも炭火焼き

いったん落ち着こうと新漬けとエイヒレを箸休めに注文したら。

箸休めのつもりも,白菜の旨味がしっかり詰まった新漬けと分厚いが柔らかいエイヒレが実に旨くて箸が止まらない。

 

北海道旭川市は「蛍雪」をいただく。こちらも強さはあるが,重さは感じさせず,米の旨味を備え,そしてキレる。

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北海道のやきとりと言えば豚

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老鶏の実力全開

結局「美唄焼き鳥」の10本盛り合わせのお替わりはせず,北海道のいわゆる「やきとり」を食べてみたくなる。事前学習どおり「やきとり」は豚肉であり,三枚肉を玉葱で挟んで塩胡椒で炭火焼きしたものだった。

こっちはこっちで脂が甘くてとても良く,北海道の串焼き文化の深さがなんとなくわかってきた。

 

また鶏に戻って手羽先焼きは,皮がぱりりと焼き上がっていて香ばしく,そして肉は噛み締めるほどに旨みが滲み出て負けじと美味しい。

 

北海道の串焼き文化にはちょっと驚かされた。東北では焼き鳥(やきとり)というと,せいぜい肉が大きいか変わった部位があるかが物珍しいぐらいで,とはあまり代わり映えはしないスタンダードスタイルだが,北海道の焼き鳥(やきとり)は実に面白い。

 

お目当ての「美唄焼き鳥」を堪能し,店を後にした。

 

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