tabi-ki47

旅をする。赴くままに旅をして、通りがかった暖簾をくぐり、カウンター席で酒を呑む。※コロナで旅ができないので、昔の旅についても載せることにしました。

呑み記021「『凡愚』ぬる燗呑みつつ季節の魚と野菜と」

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ぬる燗スタート

天気は良いのに寒い土曜日。桜は咲いたが,のんびり花を愛で眺めるのも少々辛いくらい風も強い。

夕方ともなれば,雪でも降り出すのではないかというほど冷え込む。

 

いそいそとお目当ての酒場「MASS」の暖簾をくぐり,小上がり席に通される。

この日は仕事関連の打ち合わせを兼ね,取引先の担当者と食事。

彼とはこの4月から取引が始まったが,数年前から別件で顔を合わせている間柄だったから,特段気を遣うこともない。

 

彼は生ビールを,わたしは「鯉川 純米吟醸 亀治好日二年熟成酒」をぬる燗を。

お通しは独活の金平とうるいの酢味噌和え。

 

「いやいや久しぶり」

「あー,どもども」

 

この御時世だから,酒器を合わせることなく目の前で各々の酒を軽く上げて見せて乾杯。

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凡愚

ほうぼうお造り,初鰹柚塩なめろう三元豚の茹でタン,天ぷら盛り合わせ(行者大蒜,うるい,ばっけ,薩摩芋,アスパラガス等)などを肴にもらう。

 

どのツマミもとても美味しく,酒が進んで仕方ない。

焼酎が好きな彼は「佐藤 黒」の湯割りを注文し,わたしは「ひこ孫 凡愚 純米吟醸」の熱燗をもらう。

 

呑みつつ仕事の打ち合わせをする。

わたしから現状説明し,課題を示し,解決策に向けた対応案を提起する。呑みながら彼はメモをとり「ふむふむ」と相槌を打っている。

 

「とまあ,そんな具合なんでよろしく」と伝えると「了解っす。問題ないっす」と言って湯割りをぐいっと呑み干して見せた。

 

仕事の話の後は,互いのプライベートな話などをしつつだらだらと呑む。

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宮古トラウトサーモン

「これ,店からのサービスです」

 

馴染みの店員が「宮古トラウトサーモン」の刺身を二人分出してくれた。

思わず「凡愚」のお替わりをもらい,彼にも注いでさらにゆるゆると呑る。

 

ここ近年注目を浴びる新ブランド「宮古トラウトサーモン」。

脂乗り,香り,味わいともになかなかにいい。

 

山菜ももう少ししたらもっと充実する。

岩手の食材が旨い季節がやってきた。