tabi-ki47

旅をする。赴くままに旅をして、通りがかった暖簾をくぐり、カウンター席で酒を呑む。※コロナで旅ができないので、昔の旅についても載せることにしました。

呑み記034「女性経営者と呑ませていただいた後、照井さんの店へ」

女性経営者の方が「このあとリモートの打ち合わせあるから」とかっきり2時間で店を後にし、わたしもその後を追って店を出たが、ちょい呑み足りない気分があったので、照井さんの店の暖簾をくぐった。

 

実に、半年ぶりぐらいかもしれない。昨年末に一度顔を出し、その後コロナが増え始めてぱったり呑みに出なかったから、照井さんのところにも顔を出していなかった。

 

まずはよく冷えた「残草蓬萊(ざるそうほうらい)」を出してもらい、一息つく。

メニューにあったら絶対に注文する「とろタク」は相変わらずの美味しさ。

しかし照井さんの店、メニューはホントにシンプルだしだいぶ絞ってるのだが、一品一品が酒好きの心を鷲掴みしてしまう気の利いたものばかり出してくれる。

まあ、照井さん本人が「食べたい」と思えるものを揃えているんだろうけど。

続いて「雨後の月」の冷たいのをもらい、肴は鰹を行者大蒜醤油漬けで和えたもの。

もう、なんと酒の進む肴よツマミよ。一軒目でけっこうワインをいただいたのに、日本酒が進んで仕方ない。

「ちょっと冒険してもらっていいすか」と言われて出されたのが、2019年度の熟成酒と2021年度の新酒をブレンドした神奈川のいづみ橋酒造の「夏ヤゴ MOMO 13」。

ああ、古酒と新酒の特徴が交互に出たり消えたりして、こりゃ冒険。面白い。

最後の一杯として、奈良の「睡龍 生もとのどぶ」のぬる勘をもらい、オオナルコユリお浸しとナチュラルチーズ味噌漬けを。

オオナルコユリって初めて食べるし、その存在も知らなかった山菜だが、「ちょっとアスパラに似てます」という照井さんの話どおり、アスパラガスとウルイのような食感と甘みでとても美味しい。

 

ナチュラルチーズ味噌漬けは、若干漬かりが浅かったが、それがまた重くなくて良かった。

ああ、やっぱ盛岡大通界隈では照井さんの店が一番落ち着く。