tabi-ki47

旅をする。赴くままに旅をして、通りがかった暖簾をくぐり、カウンター席で酒を呑む。※コロナで旅ができないので、昔の旅についても載せることにしました。

久々仙台だけど、あえて東北一の繁華街国分町を外して仙台銀座スタートで酒場三軒(2) 2022年6月22日(水)

J-Loungeへ

仙台銀座を後にし、仙台駅を右手に見ながら定禅寺通の方へ北上し、「ホテルJALシティ」の14階にあるバー「J-Lounge」へ。20年ぶりくらいだろうか、訪れるのは。

 

なんとこちらのバー、17時半〜19時入店した客の先着3組限定のアーリープランというものがあり、3ドリンク+1フードが2,500円(Aコース)、フリードリンク+1フードが3,000円(Bコース)の2つのコースから選べるという(1,200円以下のドリンクに限る)。

www.sendai.jalcity.co.jp

 

18時半過ぎに到着すると、2グループが呑んでいる。なんとなく、数合わせだけで言えば、限定3組のうちの1組(一人だけど)に間に合いそうだ。

迎えてくれた男性バーテンダーに「アーリープランのBコースで」とオーダーすると、「かしこまりました」と返事がもらえた。

これはついてる、とまずはジントニックを注文。男性バーテンダーは、鮮やかな手つきでジントニックを作り上げ、そして「お待たせしました」と目の前にすすっと出してくれた。

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2杯目ダイキリ

こちらのバー、3人のスタッフで回していて、男女2人のスタッフがバーテンダー、1人がホール担当となっていた。で、さすがはホテルのバー、基礎がしっかりしていて、動きに無駄がなくてソツがない。

2杯目はダイキリを注文。女性バーテンダーが手際良く作ってくれた。若いバーテンダーだが、技術がしっかりとされているようで、とても美味しかった。

3杯目マルガリータ

3杯目のマルガリータを呑む時点で、だいたい30分経過(Apple Watchで計っていた 笑)。で、いい感じに酔っ払ってきて、女性バーテンダーとの世間話も弾んできた。折目正しいサービス、基本に忠実なカクテル、そしてフリードリンク。言うことはもはやない。

4杯目グラスホッパー

実際、5杯ぐらい平気で呑めそうだったが、がっつくのも社会人として気がひけるので、4杯目のグラスホッパーで打ち止めにした。

普通にホテルバーで呑むとなると、テーブルチャージ1,500円、カクテル1杯1,200円〜1,500円だから、4杯も呑めば会計が6,000円〜7,000円になっても高くはない。

 

「すみません、最後に一杯、グラスホッパーお願いします」

「かしこまりました。美味しいですよね、わたしも大好きです」

 

男性バーテンダーが、やはり惚れ惚れする手際の良さでシェイカーを振ってみせ、美しい一杯を作ってくれた。

フリードリンクプランについてくるフード一品

プランに含まれるフードには、生ハムとサラミの盛り合わせをお願いした。生ハムもサラミもきちんと厚みがあるし、付け合わせの生野菜がフレッシュで美味しかったというところも高ポイントだった。

 

いやはや、「(お手頃プランで)お酒を好きになってくださる方が増えていただければ嬉しいので」と女性バーテンダーがおっしゃっていたが、本当に申し訳なくなるぐらいのプランの内容とサービスだった。

仙台三軒目

まだ20時前だったので、翌朝ジョギングをするとは言っても寝る時間には早すぎるので、ホテルから一番近いバーに入ろうと思い、ハピナ名掛丁にいた客引きのお兄さんに「どっかこのへんでいいバーないっすかね?」と尋ねたところ教えてくれた「Fiore」というバーを訪れる。

 

仙台駅の真ん前といっていい立地だが、ただ歩いているだけでは、見落としてしまいそうなところにある。お兄さんに教えてもらわなければ、絶対に見つけられなかっただろう。

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最後の一杯はラムで

バーは地下にあり、階段を降りてドアを開けると若い女バーテンダーが出迎えてくれ、先客は2人。カウンターの端っこの方の席に座り、「ロン・サカパ・センテナリオ 23年」をストレートでちびちび呑る。

先客の男性二人は常連のようだが、二人で話し込んでいるので、わたしは女性バーテンダーと世間話をする。

 

「はじめて。。。ですよね?」

「あ、はい、はじめてです」

「どなたかの紹介かなにかですか?」

「あ、いえ、客引きのお兄さんに教えてもらって」

「え、誰だろう。二人組でした?」

「いや、一人でしたね」

「うーーん。。。誰だろう、わからないけど、いらしていただきありがとうございます」

「いえいえ、こちらこそありがとうございます」

 

と、他愛ない会話をしつつ先の「J-Lounge」の折目正しいサービスのバーとは違い、カジュアルな雰囲気でリラックスできる「Fiore」で仙台の夜を締めたのであった。

 

和えて国分町ではなく、仙台駅近くの店を巡ってみたけど、これはこれでとても印象深い呑み歩きになって、大満足の夜となったのだった。

<おわり>

 

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