tabi-ki47

旅をする。赴くままに旅をして、通りがかった暖簾をくぐり、カウンター席で酒を呑む。※コロナで旅ができないので、昔の旅についても載せることにしました。

初秋の青森市で「横丁」という素晴らしき酒場に出会って感激した夜(3) 2022年9月3日(土)-4日(日)

ホヤ

さて、日本酒を「豊盃 特別純米生原酒」とする。「田酒」が地元青森市の銘酒ならば、こちらは弘前市の銘酒。

しかし本当に青森も酒どころ。旨い酒がたくさんある。日本酒好きには堪らない。

 

そして酒肴はホヤを。食感からするに、おそらく天然もの。青ミズ(ヤマトキホコリ)が添えられ、目にも美しい。

ホヤの鮮烈な海の風味(なんと表現すれば良いのか、いつも迷う)は、臭みとしての磯の匂いではなく、清々しさを伴った心地良いもので、本当に酒とよく合う。

くいくいと酒が進みそうになるのだが、「コレ、わたしの」とここのところホヤ至上主義のムスメに独占されてしまい、二口ほどしか味わうことができなかった(妻は一口も味わえなかった)。

味噌おでん

「ぜひ、おでんも食べてみてください」と例の呑み仲間から紹介されていた「味噌おでん」は、こちらの地方独特の生姜味噌で味付けされたもの。

豆腐、こんにゃく、竹輪、さつま揚げ(のようなもの)に生姜味噌がかけられ、これもまた酒とよく合って、くいくいと呑み進めてしまう。

www.maff.go.jp

身欠きニシン

身欠きニシンが出てきたところで、酒を八戸市の銘酒「八仙 芳醇超辛純米火入」を。キレのある酒に、味噌をなすりつけたニシンが合わないわけがない。

「青森ってさ、ニシン系の料理美味しいよね〜」と弘前でニシンの旨さを知ったムスメがしみじみ語る。そうなのだ、日常あまり口にすることにないニシンだが、青森や北海道では日常の魚であり、貴重なタンパク源であり、酒肴なのであり、そしてとても旨いのである。

岩手・盛岡も北国であるが、少し足を伸ばせば普段口にしない食材を愉しめて嬉しい限りだ。

そばサラダ

〆に一品ということで、そばサラダを注文し、三人で分ける。

で、食べていて、ここ「横丁」は蕎麦屋であることを思い出す。居酒屋のように使わせてもらっていたが、実は蕎麦屋で写真にはないが店内には蕎麦打ち部屋が併設されているのだ。

 

蕎麦は香り高く喉越しよく、とても美味しい。清潔感溢れるこの店にぴったりな、品のある味わいの蕎麦だった。何から何まで、質の高い店だ。

暗がりに佇む「横丁」

満足して、「横丁」を後にする。店を出る頃には店内ほぼ満席。我々意外に観光客らしき人の姿は見えず、地元に根付いた店なのだということがわかる。

また青森市を訪れることがあったら、迷うことなく「横丁」の暖簾をくぐることになるだろう。

 

本当に素晴らしい酒場だった。

令和4年は、山形市「いし山」、仙台市「志ほ」、そして青森市「横丁」と東北六県の県庁所在地で名酒場を発見することができている。

コロナ禍でこの成果は、個人的に非常に大きいものだと思う。

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